ロゴ作成を外部に依頼するときには見積もりを取るのが大切です。ただ、どのような形で見積もりを依頼したら良いのかがよくわからない人もいるでしょう。この記事ではロゴ作成の見積もりの取り方のポイントを詳しくまとめました。
見積もりを取るときや、複数の見積もりを比較するときの注意点も解説するので参考にしてください。
ロゴ作成を外部に依頼するときには見積もりを取ってから発注するのが大切です。ロゴ作成の専門業者の場合には見積もりなしで定額制で発注できる場合もありますが、実際にロゴ作成をするときにかかる工数は依頼内容によって異なります。
手の込んでいるロゴを作成してもらう場合には工数がかかるので、費用が高くなるのは当然でしょう。比較的簡単なデザインのロゴを作成してもらうときとまったく同じ料金だとしたらおかしいと考えざるを得ません。簡単なデザインのときに法外な費用を払っているか、手の込んだデザインのときに依頼先が赤字覚悟で請け負っているかのどちらかと考えられるでしょう。
当然ながら、赤字で仕事を請け負うことはあり得ないので、定額制の場合にはもともと手の込んでいるロゴの作成を見越した金額設定になっていると言えます。見積もりを取ることで依頼先の業者がどのくらいの工数がかかり、いくら請求するのかを検討してくれます。
現在の受注状況を考慮して、納期がいつになるかも明確にしてくれるのが一般的です。複数の会社から見積もりを取って比較すると、金額や納期が妥当な水準かどうかもわかります。ロゴ作成の相場は1万円～10万円程度で、依頼内容によってかなり大きな違いがあります。
一般的な相場と比較せずに、複数の会社から見積もりを取って比較するのが、合理的な水準の料金で発注できるようにするには欠かせません。ロゴ作成を外注する際には必ず見積もりを取るようにしましょう。
ロゴ作成の見積もりを取るときには要件定義を明確にするのが大切です。「ロゴを1つ作成してもらいたいので見積もりをお願いします」と制作会社に伝えても見積もりはできません。一般的にはヒアリングを受けて、内容のすり合わせをしてから制作に取り掛かってもらう流れになっています。
依頼先との打ち合わせを通して内容は変更することは可能ですが、基本的な要件定義は最初に済ませておくのが重要です。複数の会社に相談して見積もりを取るときには、可能な限り条件を揃えないと金額や納期の比較が難しいからです。
ロゴ作成の見積もりを取るときにはロゴのコンセプトやデザインの希望、ロゴの用途などをまずはまとめましょう。箇条書きでも十分なので、どんなコンセプトを盛り込みたいか、デザインからどのようなイメージを持ってもらえるようにしたいかといったことを考えてみましょう。
作成したロゴはホームページで使用することもあれば、パンフレットやチラシに印刷したり、商品パッケージやノベルティなどにプリントしたりする場合があります。サイズや印刷面によって解像度などの要件が変わるので、具体的に何に使用する予定なのかをリストアップするとスムーズに見積もりを取れます。
ロゴの原案を提出してもらう時期や完成時期、候補とするロゴデザインの数についても希望を考えましょう。イベントで使用するロゴが欲しいときや、開業に向けてロゴ作成をしたいときなどには完成希望時期が決まっているでしょう。
その納期に合わせて原案のデザインをいつまでに見てみたいかも考えて具体的に提示すると、依頼先も丁寧に見積もりを作成できます。また、最初に原案として提示してもらうロゴデザインの数も依頼すればいくつにすることも可能です。
複数のロゴデザインを比較した方がより希望に合うロゴに仕上げられる可能性が高くなります。しかし、数を増やすと費用も高くなるのが一般的です。少なくとも2つか3つは依頼して比較した方が良いですが、もっと比較したい場合には具体的に数を決めて提示しましょう。
このような要件定義が明確な形でできていれば、見積もりはすぐに出してもらえます。複数の会社から見積もりを取るときにも条件が一定になるので比較しやすく、魅力のある依頼先を選び出すことが可能です。
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ロゴ作成の見積もりを取るときにはタイプの違う複数の依頼先に相談するのがコツです。デザイン会社なら大抵はロゴ作成を請け負っていますが、専門にしていない場合には見積もりの内容に大差が出ることはあまりありません。
フリーランスのデザイナーに依頼したり、ロゴ作成の実績が豊富な会社に相談したりすると見積もりの内容に違いが出てきて比較するメリットが大きくなります。打ち合わせを通して、よりデザインセンスが希望に合っている依頼先を見つけられることも多いので、できるだけバラエティーは豊かにしましょう。
ロゴ作成の見積もりを取るときにはできる限り同じタイミングで複数の会社に依頼しましょう。ロゴ作成には繁忙期や閑散期はあまりありません。しかし、デザイン全般を請け負っている場合には、年度の終わり頃や初め頃に繁忙期になることがよくあります。
繁忙期の方が料金を高くすることが多く、納期は長くなりやすいので注意が必要です。同じタイミングで見積もりを取らないと公正な比較ができません。見積もりには有効期限もあるので、同時期にまとめて依頼するのが大切です。
見積もりの比較では、複数の会社で完全に同一の条件では依頼できない点に注意しましょう。納期が短いけれど料金が高い、最終的な仕上げは自前でやらなければならないけれど破格で対応してくれるといったケースもあります。
見積もりを比較するときには条件が揃っていない部分をリストアップしましょう。相違点を比較して良し悪しを加味し、総合的にメリットが大きいところに発注するのが良い方法です。
ロゴ作成の見積もりを取るときには事前に要件定義を徹底しておこなうのが大切です。複数の会社から見積もりを取って比較するとベストな発注先を選び出せますが、条件が揃っていないと比較が困難になってしまうからです。
実際には完全に同じ条件にはできない場合が多いですが、最低限満たさなければならない要件をまとめてから見積もりを取るだけで比較しやすくなります。
参考サイト→ロゴ作成のビズアップ - https://www.biz-up.biz/%E3%83%AD%E3%82%B4